記念誌の作り方とは?基本構成や手順を紹介します


記念誌は、何らかの出来事や節目を祝うために作られる冊子・書籍のことです。
企業か個人かに関わらず、記念誌を作成することがあるかと思います。
初めて作るという方は、何から始めればいいのかわからないのではないでしょうか。
そこで今回は、記念誌の基本構成、作る手順を紹介します。

□記念誌とは?なぜ作るの?

記念誌とは、何らかの出来事や節目を祝うために作られる冊子・書籍のことです。
企業では、創業から100周年といった節目、年号が変わるタイミングで発行されることが多いです。
また個人では、結婚や出産、退職などのタイミングで作る方が多いです。

企業が発行する冊子には、記念誌と似たもので「社史」があります。
社史も創業から100周年といった節目に発行されますが、記念誌と違い、企業の歴史を記載するものです。

記念誌の目的は何らかの出来事が起こったそのタイミングを記念すること、社史の目的は発行するときまでの企業の歴史を振り返ることです。

□作成に入る前に記念誌の基本構成を押さえましょう!

記念誌は、基本的に自由に構成できます。
しかし、ゼロから構成を考えるのは難しいため、基本的な構成を押さえておきましょう。
記念誌の基本構成は4つに分けられます。

・前付け
・本文
・資料
・後付け

*前付け

前付けでは、主に口絵・代表者挨拶・目次の3項目を記載します。

口絵は、巻頭に挿入する写真やイラストのページです。
企業であれば業務風景や代表商品の写真を入れることが多いです。
代表者挨拶は、ステークホルダーへの感謝、今後の抱負を述べるのが一般的です。
目次は、項目ごとに分けた本文の記載内容のタイトルとページ番号を記載しましょう。

*本文

本文では、主に歩み・座談会・寄稿文の3項目を記載します。

歩みは、今までの会社の軌跡です。
座談会は、実際に社員に座談会を行ってもらい、そこから出た会社での思い出や会社の将来に関する会話を記載します。
話し言葉で書くと読みやすく、各個人の個性も出せます。

寄稿文は、外部の関係者から寄せられたコメントです。
第三者から見た企業の評価を加えることで、説得力のある記念誌になります。

*資料

資料では、社内資料・年表の2項目を記載します。
社内資料は、定款や歴代社長、組織図、従業員数などの企業情報です。
年表は、ターニングポイントとなる出来事を中心に記載しましょう。
時代背景をわかりやすくするために、日本社会の動きなども合わせて記載するのもおすすめです。

*後付け

後付けでは、あとがき・索引・奥付の3項目を記載します。
あとがきは締めの挨拶です。
記念誌作成の経緯、協力者への感謝を記載します。
索引に記載する用語は、五十音順に並べると見やすくなります。
奥付は、記念誌の発行年月日や発行元、製作者、印刷会社などの情報を記載します。

紹介した基本構成を踏まえ、オリジナルな記念誌を作成しましょう。

□記念誌の作り方は?手順を解説します!

記念誌の作成手順を紹介します。

まず、印刷会社を決めます。
記念誌の作成が決まったら、まずは業者を決めましょう。
初めての作成の場合は、当社のような原稿の手直しや細かい書式設定のサポートをしてくれる会社を選びましょう。

そしてサイズ、綴じ方、表紙の開きを決めます。
記念誌のサイズはA4かB5がおすすめです。
また、綴じ方には無線綴じや中綴じがあります。

記念誌に多く見られるのは無線綴じで、ページ数が多い冊子に適しています。
中綴じは本の真ん中をホッチキスで留める綴じ方で、ページ数が少ない場合は使えます。

表紙の開きは、縦書き・横書きに関係するため重要です。
右開きの場合は縦書き、左開きの場合は横書きになります。

表紙の形が決まったら、記載内容、レイアウトを決めます。
記載内容は、先ほど紹介した基本構成を参考にしてください。
レイアウトは、最初は大雑把に、大体の配置を書きましょう。
レイアウトが大体決まったら、そのレイアウト案で理想のページ数に収まるのか、予算内で収まるのかなどを一度印刷会社に相談してみましょう。

当社では、営業員ではなく、専門家が相談の対応を行っております。
レイアウト決定後、実際の原稿を集めて記念誌の中身を完成させましょう。
その後、印刷会社と校正のやり取りをします。
当社では、何度でも校正可能です。

校正の段階で間違いを修正しないと、そのまま冊子になってしまいます。
校正のやり取りは、時間をかけて行うようにしましょう。

校正が終了したら印刷して完成です。
当社では、完成品サンプルを3冊まで無料でお渡ししております。

□まとめ

記念誌は、まず印刷会社を決めることから始めましょう。
当社は、「何度でも相談できる」のが特徴の印刷会社です。
電話やメールでのご相談はもちろん、ビデオ通話でのご相談も無料で可能です。
余白の調整やノンブル入力などの原稿の手直しも無料で行っています。

初めての記念誌作成は、ぜひ当社にご相談ください。
一緒に素敵な記念誌を作成しましょう。